自立の一歩!着替えない子どもを着替えさせるには
2歳代には困ったイヤイヤ期もなく過ごしてきたのですが、3歳になり遅れたイヤイヤ期なのか、兄弟が生まれて赤ちゃん返りしたのか… 服を着ないことがあります。パンツも履かない、裸です… または、気に入った服しか着ないと、泣き叫びます。 出かける前やお風呂上がり 時間の無い朝はイライラしてしまいます。どうしたらいいのか…
着替え問題まとめ
* 服やパンツすら履かない(裸)
お風呂上がりに多いです。逃げ回ることも。
* 同じ服ばかり着る
気に入った一枚を毎日着たいと探します。洗濯していると言っても納得しないで、泣き叫ぶことも。
* 自分で着替えない
着替えられるのに、着替えません。保育園では出来ているようです。
*着せても脱いでしまう
寝起きのぼーっとしている間に着替えさせておくと、自分の好きな服ではないのに気がついて脱いでしまう。
* コーディネートが変
普通なら、自分で服を選んで着てくれるなんて、泣くぐらい嬉しくて満足なのですが、外遊びの時間が多い日に露出の多い服とか、かしこまった場所に行くのにラフな格好とか(気持ちはわかるし、多少なら良い)。
気持ちにゆとりをもって、なるべく怒らないようにしていますが、難しいですね。アンガーマネジメント気になります。 トイトレの時はパンツだけ履かないので、まだ良いかなと思ったのですが、服を着ないと風邪を引いてしまいますし…
今、出来ることを確認のためにもまとめてみます。
積み重ね!着替えるようになる働きかけ10個
①なるべく同じ場所、時間に着替えさせる
この時間にこの場所は着替えるという習慣づけ。子どももあらかじめ分かるので、戸惑いません。
②少しずつ出来るようにする
一気に全てではなく、パンツかオムツ、ズボン、下着、上の服と分けて、出来るようになったら増やしていく。
③たくさん、とにかく褒める
褒めるとやる気がでます。嬉しくて自己肯定感も。
④予定を伝えておく
遊んでいるのを中断されれば、嫌がります。突然のことに納得できません。あらかじめ、何時にはお出かけするから着替えるとか、このテレビが終わったらなど心の準備をさせます。気持ちの切り替えができるように。 テレビを消して、集中させるのも良いです。
⑤どうして嫌なのか聞いてみる
子どもの気持ちを聞いて、否定しないで受け止めます。聞いてくれた!と嬉しく感じます。 同じ服にこだわっている場合は、なぜその服がいいのか聞いて、その条件の服を買うようにするのもいいかもしれません。
⑥出来なくても大丈夫、と声をかける
早く!とか何で出来ないのとか、ネガティヴな言葉は使わない。嫌になってしまう。また次やれば大丈夫と伝える。
⑦自分で着る服を選ばせる
何でも自分でもやりたがる時期。自分で選ぶだけで満足感がとてもあります。
⑧一緒に服を買いに行く
気に入ったものを、自分で買うのでお気に入りになります。それしか着ないと困るので、数枚買えるといいです。
⑨笑いながら逃げ回るときは、追いかけず、着替えるように遊ぶ
追いかけると、追いかけっこしていると勘違いしてしまいます。戻ってきたら、お着替えの競争しようか?とか、お洋服屋さんごっこしようか?と、遊びながら着替えさせます。
⑩なぜ着替えないといけないのか伝える
短い簡単な言葉で、子どもも理解しやすいように話す。
おわりに
時間にゆとりをもって用意させれば、こちらの気持ちにもゆとりがあります。
どうしてもダメなら、風邪を引いてしまう場合もありますし、強制的に着替えさせるしかないかもしれませんが、親子関係によくありません… どうせ自分でしたいようにできないなら、もう何を言っても無駄だからと、主張しなくなるかもしれません。
しかし、泣いたらいうことを聞いてくれると思われるのもダメですよね…
一時期のことなので、振り返ればそんなこともあったなぁと思い返せる日がくると思って、なんとかやっていますが、やはり難しいですね。
自立への過程の一つと思って、前向きに考えていきたいです。